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2021/02/10

木々に囲まれた自然豊かな庭園「楽寿園」へ

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楽寿園は、三島駅南口から徒歩3分にある自然が豊かな公園。約1万年前の富士山の噴火の際に流れ出た溶岩(三島溶岩流)の上に造られています。園内では、あちこちで露出した三島溶岩を観察することができます。また、岩の間から湧き出す富士山の湧水をたたえる小浜池も見どころです。
昭和29年に国の「天然記念物および名称」に指定され、平成30年にはユネスコ世界ジオパークに認定された「伊豆半島ジオパーク」のジオサイトに認定されています。

楽寿園には駅前口と正門、2つの入口があります。園は木々に囲まれ、一歩足を踏み入れると、すがすがしくて気持ちがいい! 秋は紅葉、夏は青々とした木々が美しく、駅前にあるとは思えない緑のオアシスが広がっています。

正門から入ると「さぎの森」が広がっています。森の西側にあるアカマツは「いこいの松」ともいわれ、園内一の名木です。溶岩上の表土の少ない所に生えていて、根は地下水を求めて溶岩の割れ目に伸びています。自然の力強さを感じる場所です。

いこいの松から少し先にある「深池」は溶岩トンネルの上が陥没してできたと考えられている窪地です。橋の上から、溶岩トンネルから流れ出た溶岩流を観察できます。溶岩の流れている様子が目に浮かび、想像が膨らみます。

園内では他にも溶岩跡があちこちにあり、「常磐の森」では縄を束ねたような「縄状溶岩」、「小浜の森」では「溶岩塚」や「溶岩トンネル」、流れ出た溶岩も観察でき、荒々しい自然の姿に圧倒されます!

園の中心にあるのが「小浜池」です。富士山に降る雪や雨が三島溶岩流の間にしみこんで地下水になり、約10年をかけて湧きだします。水位は時期によって異なり、夏季に上昇し、冬季は渇水状態になるため、水がない状態もしばしば。公式サイトでは毎日の水位が発表されています。この写真撮影時の水位は30センチです。

2020年7月25日には、過去最高を更新する217センチを記録しました。こちらがその時の写真です。記録を更新するのはなんと、59年ぶり! 園が満水とするのは150センチで、それをはるに上回る水位を記録しました。池のほとりから手が届くほど水が満ちたそうです。

満水時に訪れたいものですが、渇水時は地底の溶岩がむき出しになるため、約1万年前の三島溶岩の流れた様子が観察できるので、これもまた見どころの一つ。
池の向こう側に見えるのは明治23年(1890)に小松宮彰仁親王の別邸として建造された「楽寿館」で、一部公開もされています。

木々に囲まれた癒しの庭園と湧水、溶岩跡に自然の大きさを感じる楽寿園ですが、うってかわって、園の東側にはアスレチック遊具、どうぶつ広場、花広場、のりもの広場があり、地元の子どもたちでにぎわう憩いのエリアが広がります。

どうぶつ広場にはアルパカやカピバラ、ポニーなど、かわいらしい動物がいて、近づくと人懐っこく寄ってきます。かわいさに癒されます!

楽寿園はゆっくり1周歩いて約1時間、じっくり自然を観察すると数時間滞在できます。三島滞在中に少し時間がある際のお散歩に、電車待ちまでの時間に、ホテルのチェックイン前の時間に、自然に癒される散歩が楽しめます。三島旅のひとつに、加えてみてはいかがでしょうか。

施設名 楽寿園
住所 〒411-0036 静岡県三島市一番町19-3
TEL 055-975-2570
WEBサイト https://www.city.mishima.shizuoka.jp/rakujyu/
開園時間 4月~10月/9時00分~17時00分(最終入園16時30分)、11月~3月/9時00分~16時30分(最終入園16時00分)
休園日 毎週月曜日(月曜が祝日や振替休日の場合はその翌日が休園日)、年末年始(12月27日~1月2日)
入園料 300円(15歳未満は無料)

掲載情報は2021年02月10日配信時のものとなります。
掲載時と内容が異なる場合がありますので、詳細は直接お問い合わせください。

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